むち打ちで慰謝料増額の場合は、交通事故に強い弁護士へ相談

むち打ち

交通事故が発生し自分が被害者の場合には、直ちに病院に行かなければなりませんが、頭などではなく首に損傷がある場合にはその時それほど痛くなくても後々いたくなってくる可能性があります。直接脳に障害が出るわけではありませんが、首はたくさんの神経が通っていますので体全体に悪影響を及ぼすことも考えられなくはありません。

交通事故といっても様々なパターンがありますが、その中でも自動車に乗っている人が後ろから追突された場合には、むち打ちになる可能性があります。基本的に首を固定する必要がありますので、多少不便にはなりますが会社に行ったり私生活をするうえではそこまで不便になりません。もちろん寝るときは若干不便になりますので、その点だけは気をつけなければならないところです。

交通事故の慰謝料請求

交通事故の場合、被害者が慰謝料請求をすることが可能になります。とはいえ、慰謝料請求は障害の程度によって異なりますので違いがあることを理解しておきましょう。もし、外傷などを負った場合には損害の程度がわかりますので、非常に分かりやすいですが、むち打ちの場合はどれぐらいの被害が出ているのかよくわからないことも少なくありません。

例えば、それがたまたま一時的に痛みを伴うだけで、1週間程度で治ってしまうことも考えられます。客に、痛みがなくなった後も体のどこかにしびれが残ってしまいそれが一生続くようなことも少なくないです。この場合、慰謝料請求をする場面では間違いなく医者に通った治療費や交通費などは請求できますが、後遺障害等級認定されれば、後遺障害としての慰謝料請求をすることもできます。

ちなみに、後遺障害とは、治療をこのまま継続して回復する見込みがなく、症状固定として医師が判断し、一生残る傷やしびれなどがある症状を指します。

慰謝料の3つの基準

交通事故慰謝料を請求する場合には、三つの基準が存在しますがその中でもっともよく使われているのが任意保険基準と呼ばれるものです。

任意保険基準は、事故を起こした自動車の運転者が任意保険に加入していることが条件になります。もしそれすら加入していなければ、自賠責保険の加入はされていますので自賠責保険基準が適用されるパターンになるでしょう。ちなみに自賠責保険は、車検を受ける時や自動車を購入する時に必ず入るものですので、そもそも入っていない状況は考えにくいです。例えば登録されていない自動車で道路を走った場合には自賠責保険に加入していない可能性もありますが、普通に運転している人ならば必ず入っているものです。

弁護士基準の慰謝料

三つの基準の中で、いちばんたくさんの慰謝料を請求できるのは弁護士基準になります。弁護士基準は、弁護士と契約を結び弁護士費用を支払うことでその基準を利用することが可能です。最近の保険は、弁護士特約と呼ばれるものが付いており、その特約が付いている場合には弁護士に依頼した時に発生する弁護士費用や成功報酬などを保険会社の方で支払ってくれるのが特徴です。

そのため、弁護士を気軽に使うことができるようになり、多くの人は交通事故に強い弁護士に示談交渉を任せて、交通事故の慰謝料を増額しております。

ただ、後遺障害慰謝料は後遺障害認定されるのが前提であり、後遺障害認定されなければ、通院慰謝料のみとなってきます。後遺障害が認められるための条件は、半永久的に何らかの問題が生じている場合ですがむち打ちの場合は解消ではなく体のしびれなどが残ることになりますのでこれを証明する必要があります。

後遺障害診断書

これを証明するためには、診断書が必要になりますが普通の診断書ではなかなか審査に通してくれません。保険会社も可能なかぎりお金を払いたくないですので、審査をする場合にはやや厳しめに行う必要があります。症状固定後に、医師に後遺障害診断書を作成してもらう必要があります。

症状固定とは、これ以上治療しても意味がないとされる場合に行うものですが、むち打ちで具体的には一生しびれが残るわけです。現代の技術では、完全にしびれをとることは難しく神経の障害を治すことは一筋縄では出来ません。交通事故弁護士もそのようなことをよく知っていますので、一度症状固定になった場合はいよいよ慰謝料請求をする形になります。

後は、交通事故とけがの状態そしてしびれの状態の因果関係を証明しなければなりません。これがなかなか難しく、外から見た眼でわかりませんので簡単に証明することはできないでしょう。

例えば、交通事故を起こす前から何らかの理由で首が痛かった場合も考えられますので、この点は医者の腕次第になります。そこで、交通事故専門の医者にお願いをして診断書を書いてもらうことが重要になるでしょう。診断書さえ正確に書くことができれば、あとは弁護士が手続きなどを行ってくれます。

このように、この結果むち打ちの状態が発生している場合は交通事故に強い弁護士に依頼するだけではなく医者選びも大事になりますので医者とつながりがある弁護士などを選び準備万端で臨む必要があります。